微生物学は、臨床医にとってきわめて重要な感染症学の基盤となる学問です。
医師になって、もっとも頻繁に遭遇する病気が「感染症」であり、感染症関連のニュースは新聞、ネット、テレビにあふれています。医学生として、微生物学の正しい知識を修得し、巷にあふれる情報を的確に理解して伝える力をつけましょう。
医学部2年次前期
- 微生物学I(主として細菌学)
- 微生物学II(主としてウイルス学)
- 微生物学実習
医学部3年次
教科書
- 標準微生物学 第14版 (2021年3月改訂)
(微生物学を広く網羅しています)
参考書
- 戸田新細菌学 第34版
(やや高価ですが、読み物として面白いです) - シンプル微生物学 第6版
(コンパクトによくまとまっています)
その他おすすめ図書
- 微生物の狩人(上・下) (ポール・ド・クライフ著、岩波新書)
(上・下とも中古のみ入手可。文句なしに面白いです) - 生命、エネルギー、進化(ニック・レーン著、みすず書房)
(細菌・古細菌・真核生物の成り立ちについて考えさせられます) - 感染地図(Sジョンソン著、矢野真千子訳、河出文庫)
(コレラ菌未発見時にコレラ大発生をいかに鎮圧したか、疫学の物語)